NASA(米国航空宇宙局)は現地時間8月13日(日本時間14日)、低重力試験機への改修を進めているボーイング737-700型機(登録記号N837NA)の新デザインの塗装を明らかにした。アルテミス計画で使う月面用宇宙服や関連する乗員システムを検証するため、月面重力を再現する放物線飛行に投入する。

新塗装が施されたNASAの737-700(NASA提供)
NASAのアームストロング飛行研究センターは今年6月に、米空軍から同機(当時N712JM)を取得。NASAの低重力試験機として使用するための改修を進めており、新塗装はオクラホマ州で施された。
737-700の改修や整備、試験の契約先には、Denmar Technical Services(ネバダ州)を選定。契約上限額は840万ドルで、契約期間は2027年2月1日まで。
月面重力を再現する放物線飛行は、ヒューストンのジョンソン宇宙センターを拠点に実施し、アームストロング飛行研究センターが監督する。実際の月面ミッション前に、月面用宇宙服や関連する乗員システムを実運用に近い低重力環境で検証する。
737は低重力試験のほか、飛行試験で自律飛行やセンサー、その他のデジタルシステムを検証するシステム統合研究にも使用する。
NASAは、日本航空(JAL/JL、9201)が運航していた777-200ER(N577NA、元JA704J)も保有しており、新塗装を施している(関連記事)。
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