アラスカ航空グループ傘下のハワイアン航空(ASA/AS)は現地時間7月21日(日本時間22日)、ハワイアン航空のハワイ諸島間路線で運航するボーイング717型機の後継に、737-800を選定したと発表した。ハワイアン航空塗装の機材を投入し、2028年に機材移行を始めることを目指す。

ハワイアン航空の717を置き換える737-800(アラスカ航空提供)
737-800はホノルルを拠点に置き、ハワイアンブランドで運航する。アラスカ航空によると、統合完了後はホノルル拠点のパイロットと客室乗務員が担当する計画だという。
現在の717は2クラス128席で、ファーストクラス8席、メインキャビン(エコノミークラス)120席。後継機ではファーストクラス席が717の2倍になり、30席超のプレミアムクラスを設ける。全便で無料のStarlink Wi-Fiを提供するほか、全席にリクライニング式のレザー製Recaroシート、電源、USB充電、端末ホルダーを備える。サーフボードなどを積める貨物スペースも拡大する。
アラスカ航空は、ハワイ諸島間路線が短距離・高頻度運航で、塩分を含む環境でもあることから、737-800を選定したとしている。
また、本格移行前の対応として、10月からアラスカ航空塗装の737-800(2クラス159席または161席)を1機投入し、ホノルル-カフルイ線を1日3往復運航する。ホノルルではダニエル・K・イノウエ国際空港のターミナル1を使用し、利用者は同ターミナルでチェックインする。
717は、100席程度の小型機ながら多頻度の短中距離運航が可能で、胴体後部のエンジンとT字型の尾翼が特徴。マクドネル・ダグラスMD-95として1990年代に開発されたが、ボーイングによる同社の買収後、717として受注が続けられた。しかし、737-800など737NG(次世代737)のラインナップで、最も小さい737-600(最大1クラス132席)と競合することから、販売が打ち切られた。

ハワイアン航空の717=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ハワイアン航空の717の銘板=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ハワイアン航空の717のビジネスクラス=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ハワイアン航空の717=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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