千島列島の得撫島沖を飛行していた全日本空輸(ANA/NH)の羽田発パリ行きNH215便(ボーイング787-9型機、登録記号JA875A)が5月28日午前、エンジン関連の確認メッセージがコックピットの計器に表示されため羽田空港へ引き返した。機材を変更して28日午後9時40分に再出発し、パリには約12時間遅れの現地時間29日午前5時15分(日本時間同日午後0時15分)の到着を予定している。

ANAの787-9(資料写真)=PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

羽田へ引き返したANAのパリ行きNH215便(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)
NH215便は、787-9の3クラス215席仕様機(ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席)で運航。乗客207人(幼児2人)と乗員12人(パイロット3人、客室乗務員9人)を乗せ、羽田第2ターミナルの67番スポットを28日午前9時31分に出発し、C滑走路(RWY16L)から同49分に離陸した。
ANAによると、コックピットの計器にエンジン関連の確認メッセージが表示されため、予防措置として引き返した。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、引き返したのは午前11時40分すぎで、離陸後約2時間ほど飛行した地点。28日午後2時10分に羽田のD滑走路(RWY23)へ着陸し、同18分に68番スポットへ到着した。
今回引き返した機体は、今年2月にも羽田発フランクフルト行きNH223便として運航した際、エンジンオイル量が低下する兆候が見られたことから羽田へ引き返している。
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