日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機の18号機(登録記号JA18XJ)が3月7日、羽田空港へ到着した。2024年1月の羽田事故で全損となった13号機(JA13XJ)の代替機で、JALの国内線用A350-900は18号機の就航後、17機体制になる。

羽田空港に着陸し214番スポットへ向かうJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
18号機は、現地時間4日(日本時間5日)にエアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズで受領。フェリーフライトのJL8102便は、トゥールーズを現地時間6日午後2時19分に出発し、同34分に滑走路14Rから離陸。羽田にはA滑走路(RWY34L)へ7日午前11時12分に着陸して、214番スポットへ同18分に到着した。定刻では7日正午の到着予定で、40分以上の大幅な早着となった。羽田では今後、客室に金の鶴丸ロゴを掲げるなど就航前の整備作業が行われる。
客室仕様は3クラス391席(ファーストクラス12席、クラスJ 56席、普通席323席)のX12仕様。A350-900就航時のX11仕様(3クラス369席:ファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席)と比べてクラスJが38席少なく、普通席が60席多い。14号機(JA14XJ)から17号機(JA17XJ)までと同じく、新造時からX12仕様で引き渡された。

羽田空港に着陸するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JALは、A350-900を国内線用の大型機として16機運航していたが、2024年1月2日に起きた羽田事故で13号機が全損。2025年8月22日に17号機が就航し、約1年7カ月ぶりに事故前の体制に戻った。今回受領した18号機は13号機の代替機で、2024年3月21日に導入が発表された。
また、A350-900を2027年度から国際線にも投入すると同時に発表。同年7月にロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーで、20機を正式発注した。今後成長が見込まれる北米・アジア・インドを中心とした国際線に投入する。

2022年の初日の出フライトを終えて那覇行きJL907便として羽田を出発するJALのA350-900 JA13XJ=22年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

海保機との衝突で焼け落ちたJALのA350-900 JA13XJ=24年1月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JALが2013年10月7日にA350を初めて発注した際、標準型のA350-900を18機、約7メートル長い長胴型のA350-1000を13機の計31機を確定発注し、オプション(仮発注)で25機購入する契約を締結。この契約分のA350-900は18機(うち1機全損)、A350-1000は11機が受領済み。初回発注分のA350-900は残り1機で完納となり、2026年度内に19号機(JA19XJ)の受領を予定している。
羽田事故では、13号機で運航していた札幌(新千歳)発羽田行きJL516便は、乗客367人(幼児8人含む)と乗員12人(パイロット3人、客室乗務員9人)の計379人全員が脱出したものの、海上保安庁機(MA722、ボンバルディアDHC-8-Q300、登録記号JA722A)側は乗員6人のうち、機長を除く5人が亡くなった。

羽田空港に着陸するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に着陸するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に着陸するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に着陸したJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に着陸し214番スポットへ向かうJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の214番スポットへ向かうJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の214番スポットへ向かうJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の214番スポットへ向かうJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港の214番スポットへ向かうJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に到着するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に到着するJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に到着したJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港に到着したJALのA350-900 18号機JA18XJ=26年3月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
17号機
・JAL A350-900、17号機就航で16機体制復活 羽田事故から1年7カ月ぶり(25年8月22日)
・JAL A350-900、17号機が羽田到着 3年4カ月ぶり国内線大型機(25年8月17日)
X12仕様
・コロナ後支えるJALの最多座席機 写真特集・A350-900 X12仕様
A350-1000は11号機到着
・JAL A350-1000、11号機が羽田到着 10機体制でパリ毎日投入
A350発注
・JAL、エアバス機31機正式発注 A350-900追加と初導入A321neo(24年7月23日)
・JAL、エアバスとボーイングから42機導入 国際線にA350-900と787-9、国内線A321neo(24年3月21日)
・JAL赤坂社長、A350「1機追加購入」緊急脱出「乗客の理解あってこそ」(24年1月17日)
・JAL、A350全損で150億円損失 業績影響は精査中(24年1月4日)
