福岡空港を運営する福岡国際空港会社(FIAC)は2月5日、国際線ターミナル南側で実施した土壌調査の結果、一部の地点で環境基準を超える鉛が検出され、土壌汚染対策法に基づく形質変更時要届出区域の指定を受けたと発表した。健康被害が生じるおそれはないという。

福岡空港で工事中に鉛が検出された箇所(FIACの資料から)
調査は、国際線南側コンコース延伸に伴うGSE(地上支援車両)置き場の工事計画地で実施したもの。福岡市博多区大字雀居の一部、2911.5平方メートルの範囲で30カ所を調べ、このうち6カ所で鉛やその化合物による汚染が確認された。
FIACによると、鉛の土壌溶出量は0.011-0.033mg/Lで、基準値(0.01mg/L以下)を上回った一方、土壌含有量は基準値(150mg/kg以下)以下だった。飛散の可能性や地下水を経由した摂取経路はなく、周辺環境や人の健康に影響はないと説明している。今後、該当箇所で掘削などの工事を行う場合は、関係行政機関と協議の上、汚染土壌の飛散や流出がないよう法令に沿って対応する。
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