ボーイング, 機体, 需要, 需要実績 — 2026年1月23日 13:30 JST

737MAX、アラスカ航空から大量受注=ボーイング25年12月実績

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 ボーイングの2025年12月の引き渡しは前年同月比33機増の63機で、主力小型機の737 MAXの大幅増が続いているほか、主力中型機787も増加した。受注は33機増の175機で、737 MAXをアラスカ航空(ASA/AS)から大量受注した。競合のエアバスは12月に136機(前年同月123機)を引き渡し、203機(同99機)を受注した(関連記事)。

—記事の概要—
引き渡し
受注

引き渡し

アラスカ航空の737-9(同社提供)

 引き渡しの内訳は737が45機(前年同月18機)、767が2機(2機)、777が2機(1機)、787が14機(9機)だった。

 787の内訳は、長胴型の787-9が12機、超長胴型の787-10が2機。787-9はルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)へ3機、カタール航空(QTR/QR)と中国東方航空(CES/MU)へ2機ずつ、アメリカン航空(AAL/AA)とハワイアン航空(HAL/HA)、ユナイテッド航空(UAL/UA)へ1機ずつ納入し、航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)と、アイルランドの航空機リース大手エアキャップ(AerCap)にも引き渡した。787-10はシンガポール航空(SIA/SQ)とALCへ1機ずつ引き渡した。標準型の787-8は納入がなかった。

 777は2機とも貨物型の777F貨物機だった。737は45機中44機が737 MAXで、このうちベトナムのベトジェットエア(VJC/VJ)が6機受領。ユナイテッド航空やアメリカン航空、サウスウエスト航空(SWA/WN)など各社で導入が進み、リース各社にも引き渡した。

受注

 受注は737が140機(前年同月は103機)、767がゼロ(8機)、777が5機(1機)、787が30機(30機)だった。

 787は30機すべて787-9で、このうち5機をアラスカ航空から受注した。77は5機すべてが開発中の777Xで、匿名顧客が発注した。

 737は140機中130機が737 MAXで、このうち105機をアラスカ航空から受注。エチオピア航空(ETH/ET)からも11機追加受注した。

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