ボーイングは現地時間11月17日、セネガルの国営航空会社エア・セネガル(SZN/HC)が737 MAXの導入を確約したと同日に開幕したドバイ航空ショー2025で発表した。標準型の737-8(737 MAX 8)を9機導入する見通し。同社がボーイング機を発注するのは初めてで、前身のセネガル国際航空を含めると20年以上ぶりとなる。

エア・セネガルの737-8(イメージ、ボーイング提供)
エア・セネガルは新機材の737-8を活用し、欧州路線を拡大。欧州の地方都市への乗り入れも可能となる。このほか、中東や米州路線を新たに開設する。
同社は2018年5月に就航し、現在の機材はエアバス機と仏ATR製ターボプロップ(プロペラ)機を保有する。ボーイング機の発注は、前身のセネガル国際航空が2004年5月に発注した737-700以来となる。
関連リンク
Air Senegal
Boeing
ボーイング・ジャパン
ドバイ航空ショー
・ヘルベティック・エア、E195-E2追加導入 最大8機(25年11月18日)
・エチオピア航空、737MAXを11機追加導入(25年11月18日)
・エミレーツ航空、777X新機種“777-10”変更も 65機追加発注(25年11月17日)
・エミレーツ航空、ドバイ航空ショーで全3機種展示 16年ぶりの新機種A350も(25年11月17日)
・777X、ドバイ航空ショー出展 飛行展示も(25年11月12日)
エア・セネガル
・エア・セネガル、A220を8機発注へ(19年11月22日)
・エア・セネガル、A330neo初号機受領 アフリカ初導入(19年3月11日)
