AirJapan、シンガポール年明け期間増便　全路線で記念セールも

　ANAホールディングス（ANAHD、9202）傘下のエアージャパン（AJX/NQ）は11月7日、自社ブランド「AirJapan」で運航する成田－シンガポール線を一部日程で増便すると発表した。年明けの2026年1月4日から冬ダイヤ最終日までの期間中36日間が対象で、1日1往復ずつ追加する。またシンガポール線の増便を記念し、全3路線を対象としたセールも始めた。

年明けの成田－シンガポール線を一部日程で増便するAirJapan＝24年2月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　成田－シンガポールは現在週5往復で、11月25日からは同7往復（1日1往復）への増便が決まっている。1月からの増便は往復とも2便目として運航し、成田発は1月4日から6日、9日から11日に設定。2月5日から3月27日までは木曜から日曜まで追加する。現地発はそれぞれ翌日となる。

　増便分の運航スケジュールは、シンガポール行きNQ113便は成田を午後9時5分に出発し、翌日午前3時45分に着く。成田行きNQ114便は午前5時25分にシンガポールを出発し、午後1時10分に到着する。

　記念セールは11月7日から10日までの4日間で、成田－バンコク（スワンナプーム）、ソウル（仁川）、シンガポールの全3路線でセール運賃を用意する。搭乗期間は路線により異なり、バンコクとシンガポールは13日から、ソウルは12月1日から。いずれも冬ダイヤ最終日の3月28日まで。

　今回のセール「Thanks Sale」は、成田－バンコク線の運賃が1万5700円から、シンガポール線が1万4500円から、ソウル線が8000円から。運賃のほかに空港使用料と各種諸税が必要で、燃油サーチャージは徴収しない。諸税込みの総額は、バンコク線が2万100円から、シンガポール線が1万8660円から、ソウル線が1万2160円から。

　ANAHDは10月30日に、AirJapan便の運航を冬ダイヤ最終日の2026年3月28日で休止すると発表。エアージャパン社は全日本空輸（ANA/NH）の国際線も一部運航しており、コロナ前の体制に戻す。

増便分の運航スケジュール
NQ113 成田（21:05）→シンガポール（翌日03:45）運航日：1/4-6、9-11、2/5-3/27の木金土日
NQ114 シンガポール（05:25）→成田（13:10）運航日：1/5-7、10-12、2/6-3/28の月金土日

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