全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が4月30日に発表した2025年3月期通期連結決算(日本基準)は、純利益が前期(24年3月期)比2.6%減の1530億2700万円だった。売上高は過去最高を更新した。
同時に発表した2026年3月期の通期業績予想のうち、純利益は2025年3月期比20.3%減の1220億円を見込む。
—記事の概要—
・25年3月期
・26年3月期予想
*JALの25年3月期決算はこちら。
25年3月期
2025年3月期通期の売上高は前期比10.0%増の2兆2618億5600万円、営業利益は5.4%減の1966億3900万円、経常利益が3.6%減の2000億8600万円の増収減益。売上高は過去最高を記録したが、運航規模拡大に伴い整備費や人件費をはじめ、営業費用が増加したことなどが減益要因となった。
26年3月期通期の純利益は20.3%減を見込むANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
営業費用は11.9%増の
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