機体 — 2021年10月11日 23:56 JST

ガルフストリーム、G800開発 超長距離ビジネスジェット

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 ガルフストリーム・エアロスペースは、最新ビジネスジェット機G800とG400の2機種をこのほど発表した。G800は2023年、G400は2025年に納入開始を予定している。

23年に納入開始予定のガルフストリームG800(同社提供)

 G800は同社最長の航続距離を誇り、マッハ0.85で8000海里(1万4816キロ)、マッハ0.90で7000海里(1万2964キロ)を飛行でき、東京からニューヨークやロンドンへノンストップで飛べる。

 最大19人乗りで、最大4つのリビングエリア、または3つのリビングエリアと乗員用区画を備える。再循環しない空気や低い客室高度、静音性などの特徴を持ち、主翼とウイングレットは2019年に発表したG700の設計を継承し、エンジンもG700と同じくロールス・ロイス製「パール700(Pearl 700)」を採用した。

 コックピットのデュアルヘッドアップディスプレイには、強化フライトビジョンシステム(EFVS)と合成ビジョンシステム(SVS)を1つの画像に統合するガルフストリームの新しいコンバインドビジョンシステム(CVS)を搭載している。

 G800の全長は30.4メートル(G700は33.48メートル)で、客室は長さ14.27メートル(同17.35メートル)、幅2.49メートル(同寸)、高さ1.91メートル(同寸)。

 G400は9-12人乗りのビジネスジェット。マッハ0.85で4200海里(7778キロ)を飛行でき、客室は9人、11人、12人乗りの3つのプランを用意。エンジンはプラット&ホイットニー製PW812GAを採用した。

 G400の全長は26.29メートル(G500は27.79メートル)で、客室は長さ11.07メートル(12.65メートル)、幅2.31メートル(同寸)、高さ1.88メートル(同寸)。

ガルフストリームG800(同社提供)

ガルフストリームG800の客室(同社提供)

ガルフストリームG800のコックピット(同社提供)

ガルフストリームG400(同社提供)

ガルフストリームG400の客室(同社提供)

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G800
G400
Gulfstream

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