エアライン, 解説・コラム — 2016年8月12日 18:30 JST

日航機事故から31年 植木社長「御巣鷹は日本の安全の原点」

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 乗客乗員520人が亡くなった日本航空123便墜落事故から、8月12日で31年が経った。12日は早朝から、多くの遺族や関係者らが墜落現場となった群馬県多野郡上野村の御巣鷹山を訪れた。

御巣鷹山の「昇魂之碑」に線香を手向ける遺族=8月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
30年契機に今年も
室長偲ぶ123便遺族
日本の安全の原点
*写真は15枚。

30年契機に今年も

 30年の節目となった昨年は、過去最多となる106家族406人の遺族が訪れた。今年は昨年の混雑を避けた人を含め、子連れで山頂に向かう家族の姿が目立ち、77家族273人が慰霊登山した。

 昨年久しぶりに訪れたことを契機に、山に登れるうちは御巣鷹山で供養したいと、年を重ねた遺族の中でも再訪する人もいた。

 妹の娘である瀧井千合子さん(享年21)を事故で亡くした奥村寿々子さん(82)は昨年に続き、孫の奥村厚徳(あつのり)さん(38)一家と訪れた。三度目の慰霊登山となった寿々子さんは「まだ登れます。来年も来ますよ」と、再訪を誓った。

室長偲ぶ123便遺族

 今年に入り、5月27日に大韓航空(KAL/KE)の羽田発ソウル(金浦)行きKE2708便(ボーイング777-300、登録番号HL7534)の左エンジン(第1エンジン)から出火


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