エアライン, ボーイング, 官公庁, 機体 — 2016年3月22日 14:40 JST

フライドバイの737、ロシアで墜落 フライトレコーダー回収

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 現地時間3月19日午前4時50分(日本時間同日午前9時50分)ごろ、アラブ首長国連邦のドバイを拠点とするLCC、フライドバイ(FDB/FZ)のドバイ発ロストフナドヌー(ロシア)行きFZ981便(ボーイング737-800型機、登録番号A6-FDN)が墜落した。フライドバイは乗客55人(うち幼児4人)と乗員7人、合わせて62人全員が死亡したとの見方を示している。ロシアの州際航空委員会(IAC)と米国家運輸安全委員会(NTSB)、ボーイングの調査チームらが原因究明を進めている。

フライドバイの737(当該機と同型機、ボーイング提供)

 フライドバイによると、FZ981便はドバイを現地時間18日午後10時20分に出発し、ロストフナドヌーには翌日午前2時40分に到着する予定だった。AFP通信などによると、着陸に失敗し、炎上した。事故当時は天候が悪かったという。

 フライドバイによると、幼児を除いた乗客51人のうち男性は18人、女性は33人。55人の国籍はロシア人44人、ウクライナ人8人、インド人2人、ウズベキスタン人1人。幼児の性別と国籍は明らかになっていない。乗員7人のうち5人は男性で、2人は女性だった。

 事故機を製造したボーイングは19日、NTSBの指示によりチームを立ち上げ、管轄のIACに情報を提供すると発表した。

回収したフライトレコーダー(IAC提供)

 IACによると、20日にはフライトレコーダーを回収。破損が激しいものの、記録状態は正常だという。翌21日には、IACの調査チームにNTSBとボーイングの調査チームが合流した。

 フライドバイは20日、乗客1人につき2万米ドル(約223万円)を支払うと発表した。

 ロストフナドヌーはソチの北およそ400キロの街で、西におよそ110キロ進むと、ウクライナとの国境に到着する。

 ドバイ、ロストフナドヌーともにグリニッジ標準時よりも4時間早く、日本時間とは5時間の時差がある。

回収したフライトレコーダー(IACのサイトから)

フライトレコーダーの解析を進める調査チーム(IACのサイトから)

関連リンク
flydubai
The Interstate Aviation Committee
National Transportation Safety Board
Boeing
ボーイング・ジャパン