エアライン — 2016年2月13日 21:20 JST

スターフライヤー、コットンクラブで1000万人記念イベント 「エッジの効いたサービス続けたい」

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 北九州を拠点とするスターフライヤー(SFJ/7G、9206)は、東京・丸の内にあるライブレストラン「コットンクラブ」で、利用者への1000万人搭乗記念イベント「STARFLYER x COTTON CLUB SPECIAL THANKS JAZZ NIGHT」を開催した。

スターフライヤーが開いた1000万人搭乗記念イベントの会場となったコットンクラブ=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

イベントで挨拶するスターフライヤーの柴田経営企画本部長=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

 2015年12月25日、同社は自社販売分の乗客数が1000万人を達成。羽田を午前11時15分に出発する北九州行き7G77便が当該便となった。また、3月16日には就航10周年を迎える。

 イベントが開かれたのは2月12日夜。同社のマイレージ会員制度「スターリンク」の会員や法人顧客ら約180人が招待された。イタリア出身のジャズ・ヴォーカリスト、ロバータ・ガンバリーニさんとサックス、ピアノ、ベース、ドラムによるライブを楽しんだ。

 ガンバリーニさんはイタリアで活動後、1998年に渡米。「セロニアス・モンク・コンペティション」のヴォーカル部門に入賞し、2007年には『イージー・トゥ・ラヴ』が、グラミー賞ベスト・ジャズ・アルバム部門にノミネートされた。

 開催に先立ちあいさつした取締役の柴田隆・経営企画本部長は、「顧客満足度調査で7年連続1位を受賞でき、昨年と比べて2位に大きく差をつけて1位を取れた。北九州の特色ある航空会社として、これからも安全と顧客満足度に焦点を当て、エッジが効いたサービスを続けたい」と、今後の抱負を語った。同社は2015年11月、国内最大級の顧客満足度調査「2015年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で第1位を獲得している。

 スターフライヤーのコンセプトは、黒を基調とした大人の雰囲気。2014年9月に機内安全ビデオをリニューアルした際は原点回帰し、ジャズクラブを舞台に選んだ。乗客が曲に合わせて踊り出すと、客室乗務員役の女性がたしなめるなどの内容で、客室部の社員が企画に携わった。コットンクラブを今回の会場に選んだ理由の一つが、ジャズを中心に据えた自社のコンセプトとの調和だった。

 会場では地上旅客係員(グランドスタッフ)が受付で出迎えるなど、多くの業務を社員が担当。東京の施設内で開くイベントは、2006年1月16日に品川プリンスホテルで事業説明会を開催して以来、10年ぶりとなった。

記念イベントで受付業務を担当するスターフライヤーの地上旅客係員=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

スターフライヤーがコットンクラブで開いた1000万人搭乗記念イベント=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

スターフライヤーのイベント会場となったコットンクラブ=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

スターフライヤーのイベント会場となったコットンクラブ=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

スターフライヤーのイベント会場となったコットンクラブ=16年2月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA / Aviation Wire

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