エアライン — 2015年4月8日 15:15 JST

キャセイパシフィック航空、長期滞在向け運賃 東南アジアなど3カ月

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は4月7日、長期滞在向け運賃の販売を開始した。東南アジア12都市と中国4都市に設定し、有効期間は最大3カ月。短期留学やシニア世代の長期滞在などの需要取り込みを図る。

長期滞在向け運賃を設定したキャセイパシフィック航空=13年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 3日前まで購入できるエコノミー運賃「エコ得3 フレックス ロングステイ」で、東南アジアへは6万9000円から、中国へは4万9000円から設定した。それぞれ往復運賃で、燃油サーチャージや空港税などは別途必要。

 成田と羽田、関西、中部(セントレア)、福岡、札幌、那覇の各都市から出発するCPA便と香港ドラゴン航空(HDA/KA)便が対象で、東南アジアはセブとマニラ、クラーク、ホーチミン、バンコク、プーケット、チェンマイ、クアラルンプール、ペナン、コタキナバル、シンガポール、テンパサール、中国は上海と厦門、福州、広州の各都市に設定。最小の滞在日数は7日間。

 香港と台北での途中降機(ストップオーバー)も1回ずつできる。到着地と出発地が異なる「オープンジョー」にも対応する。羽田、札幌、那覇発便では、台北でのストップオーバーは設定しない。期間内であれば、便や日程の変更を有料で受け付ける。

関連リンク
キャセイパシフィック航空

香港ドラゴン航空、羽田-香港就航 満席で到着(15年3月30日)
キャセイ、上級クラスでイリーのコーヒー 香港ドラゴン航空でも(15年3月17日)
キャセイと香港ドラゴン航空、4-5月分サーチャージ引き下げ(15年2月25日)