エアライン, 空港 — 2015年3月18日 06:05 JST

FDA、福岡・北九州を同一空港扱い 小牧発着便対象

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 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は3月17日、福岡と北九州の両空港を同一空港と見なす「マルチエアポート」にすると発表した。小牧(県営名古屋)発着の福岡便と北九州便を対象にしたもので、3月29日から開始する。

福岡と北九州をマルチエアポートとするFDA=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 マルチエアポートとは、同一都市や地域に存在する複数の空港を1つの空港とみなすもので、対象運賃での利用客は乗降する空港を変更することができる。小牧-福岡線の場合、小牧-北九州線に変更できる。

 変更できるのは大人普通運賃と小児運賃、身体障がい者割引運賃、フレックスドリーム運賃の各対象運賃。コールセンターや同社空港カウンターで、当日まで路線変更を受け付ける。

 各空港間の移動交通費は自己負担となる。

 2015年夏ダイヤでの1日あたりの便数は、福岡便が5往復。北九州便は3月29日から2往復で運航を開始する。

 他社では、全日本空輸(ANA/NH)が広島と岩国の両空港をマルチエアポートとしている。

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