空港 — 2015年3月14日 06:01 JST

羽田空港で参勤交代の絵画 細川家企画展

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 羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は4月4日から、第2旅客ターミナル内の「ディスカバリーミュージアム」で、企画展「大名家の旅 参勤交代〜いまは飛行機、むかしはお船〜」を開催する。5月17日までを前期、5月19日から7月5日までを後期として開催し、前期と後期で一部作品を入れ替える。

企画展「大名家の旅 参勤交代〜いまは飛行機、むかしはお船〜」告知ポスター(日本空港ビルデングの資料より)

 江戸幕府は大名に、領国と江戸で1年ずつ暮らすことを義務づけていた。ミュージアムでは大名が「参勤交代」で領国と江戸を行き来したときの風景画や携行品などを展示する。今回は肥後(現在の熊本県)と江戸を往復した細川家に残る作品を紹介。参勤交代で持参した香炉や船団の絵画、持参品の目録などを展示する。

 入場無料で、平日は午前11時から、土日祝日は午前10時から開館。どちらも午後6時を最終入場とし、閉館は午後6時30分。期間中の毎週水曜日には、午後2時と午後4時にギャラリートークを実施する。

 ディスカバリーミュージアムは、日本初の空港内美術館として2010年10月に開設。鎌倉時代から続き、700年の歴史を持つ細川家の至宝を管理する永青文庫の展示品を紹介している。

 企画展は今回で17回目。第1回は宮本武蔵の五輪書を展示した。過去3回開催した特別展では、1964年の東京オリンピックやアップル創業者のスティーブ・ジョブズの軌跡を紹介した。

関連リンク
ディスカバリーミュージアム

羽田空港でお姫さまの作品 細川家企画展(14年12月16日)

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