エアライン — 2014年12月3日 22:05 JST

ジェットスター・ジャパン、国内線を一部値下げ 手荷物制限7キロに

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 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は12月3日、国内線の一部運賃を値下げした。国内LCC(低コスト航空会社)のピーチ・アビエーション(APJ/MM)と競合する関西-札幌線や、バニラエア(VNL/JW)も運航する成田-札幌線など5路線で、通常期の最低運賃を最大18.9%値下げする。

 一方、機内に持ち込む手荷物の制限重量を現在の10キログラムを7キログラムに制限を強化する。

ピーチ路線で攻勢

国内線の一部値下げを発表するジェットスター・ジャパンの鈴木社長=12月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 最低運賃を値下げするのは5路線。APJと競合する成田-関西線、関西-札幌線、福岡線、那覇線と、VNLが競合となる成田-札幌線が対象になる。6月から関西空港を第2拠点(ハブ)化し、11月にカンタス航空(QFA/QF)と日本航空(JAL/JL、9201)による最大110億円の追加増資が決定しことで、ライバルに攻勢をかける。

 値下げ幅がもっとも大きいのは関西-福岡線で、現在の片道5290円から18.9%(1000円)値下げし、4290円とした。関西-札幌線は12.3%(800円)値下げとなる5690円、成田-札幌線は4.8%(300円)値下げの5990円となった。

 また、ほぼ全路線で通常期の上位運賃を引き下げた。

手荷物7kgまでに

 機内に持ち込む手荷物の制限重量については、定時性向上やジェットスター・グループの他の航空会社との整合性を取るため、現在の10キログラムを7キログラムに変更する。一方で、競合のAPJとVNLは、10キログラムまでとなっている。

 予約日が12月3日午後3時以降で、搭乗日が2015年2月1日以降の場合が対象。変更に伴い、15キログラムまでの受託手荷物料金を、12月31日まで約2割値下げする。対象となる搭乗期間は、2015年2月1日から3月28日まで。

 JJPの鈴木みゆき社長は、「乗客へのアンケートで、もっとも多い要望が定時性向上。(JJPが運航するエアバスA320型機は)通路が1本しかなく乗降に時間がかかるので、グループ他社と基準を揃えた。2月から国際線を運航するようになり、お客様が免税品を持ち込むこともある」と説明した。

 JJPは、同社初の国際線となる関西-香港線を、2015年2月28日に開設する。

値下げ後の最低運賃
成田-関西線 5,190円 8.8%(500円)引き
成田-札幌線 5,990円 4.8%(300円)引き
関西-札幌線 5,690円 12.3%(800円)引き
関西-福岡線 4,290円 18.9%(1,000円)引き
関西-那覇線 5,690円 3.4%(200円)引き
* いずれも通常期、片道。

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