エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2014年12月1日 07:30 JST

JAL、最新787は快適性で勝負 写真特集・スカイスイート787

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)のボーイング787-8型機の国際線新仕様機「スカイスイート787」が、12月1日から成田-フランクフルト線に就航する。

 スカイスイート787のビジネスクラスには、フルフラットシートを導入。新たにプレミアムエコノミークラスを設定し、従来のビジネスとエコノミーによる2クラス構成から、3クラスに刷新した。

 エコノミーは新シート「スカイワイダーII」を投入。これまでの横1列8席の配列を維持し、プレエコ並みのシート幅や足もとの広さで快適性を訴求する。

スカイスイート787の初号機JA837J=11月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 座席数は161席(ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)と、従来の186席(ビジネス42席、エコノミー144席)から減少している。

 ビジネスとプレエコは、2013年1月に就航した777-300ERの新仕様機「スカイスイート777」に導入済みのシートとほぼ同じだが、画面の反応を速くするなどマイナーチェンジを施した。

ビジネスクラスはフルフラット導入

 ビジネスクラスは2-2-2の横6席配列。基本的なデザインや機能は、スカイスイート777に導入済みのシートと同じ。全席通路アクセス可能な配列で、個室感を高めた。

 ベッド長が約188センチ、ベッド幅約65センチ、ベッド時の足もと幅約53センチ。個人モニターの画面サイズは現在の787(15.4インチ)より大きい、23インチのものを採用する。シートメーカーは、米B/Eエアロスペース。

フルフラットシートを紹介する客室乗務員=11月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

プレエコは2-3-2配列

 新設のプレミアムエコノミーは、2-3-2の横7席配列。主な機能やデザインはスカイスイート777と同じで、前席の背もたれが倒れてこない「フィックスド・バック構造」を採用している。

 シートピッチは約107センチ(42インチ)で、座席幅は約49センチ(19.4インチ)、個人モニターは12.1インチ(最前列のみ10.6インチ)となる。シートメーカーは、ゾディアック・シート・フランス。

スカイスイート787のプレミアムエコノミーを紹介する客室乗務員=11月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

エコノミーは横8席で幅19インチ

 新シートを導入するエコノミーは、横9席が世界的に主流となっている787のエコノミーの中で、既存機と同じ8席を維持。シート幅をプレエコ並みの約48センチ(19インチ)、シートピッチを現行の約79センチ(31インチ)より約5センチ広い約84センチ(33インチ)とすることで、快適性を訴求していく。足もとも機内エンターテインメントシステム(IFE)機器のボックスがなくなり、広くなった。

 個人モニターは10.6インチで、全席にパソコン用電源とUSB端子を備える。タッチパネルの操作性を向上したことで、スカイスイート777にあったリモコンは廃止となった。シートメーカーは、ゾディアック・シート・US。

スカイスイート787のエコノミークラスを紹介するJALの客室乗務員=11月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スカイスイート787のシートマップ(JAL提供)

全クラスウォシュレット装備

2段階式折りたたみテーブルを採用するスカイワイダーII=14年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 IFEは、既存の「MAGIC-V」を進化させた「MAGIC-VI」を導入。座席モニターに触れた状態で指を滑らせる「スワイプ操作」ができるようになる。2014年度末からは、無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」にも対応する。

 また、ラバトリー(洗面所)には既存の787-8ではビジネスのみだった「ウォシュレット」を、全クラスに装備している。

 さまざまな色を扱える室内のLED照明では、緑と赤のクリスマス・バージョンなど、季節に応じたオリジナルのライティングを導入する。

 12月1日から就航するのは、新仕様機の初号機(登録番号JA837J)で、11月26日夜に成田空港へ到着。同機から10機程度をスカイスイート787仕様で導入する。2015年度から導入する長胴型の787-9も、同じ仕様となる見込み。

 スカイスイート787は、時刻表では「SS8」と表記。12月1日から成田-フランクフルト線(JL407/408便)に、2015年1月1日から成田-ニューヨーク線(JL004/003便)に就航する。

 本写真特集では、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー、LED照明、ギャレー(厨房設備)、ラバトリー、コックピット、外観の順で取り上げる。

*写真は全41枚。

スカイスイート787のビジネスクラスで機内食を用意するJALの客室乗務員=11月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ビジネスクラスのコースメニューを紹介する客室乗務員=11月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。