エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年9月17日 07:00 JST

JAL、羽田-那覇線にスカイネクスト10月導入へ 新仕様機の路線拡大

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 日本航空(JAL/JL、9201)は国内線の新仕様機「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」を、10月から羽田-那覇線に導入し、運航路線を拡大する。

本革を採用したJALスカイネクストの普通席=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALでは9月17日現在、6機のスカイネクストを運航中。羽田発着の福岡線と札幌線、伊丹線、函館線、鹿児島線に導入済み。10月には7機に増え、現在羽田-札幌線に投入しているボーイング777-300型機のスカイネクストを、羽田-那覇線に移す。札幌線は777-200の新仕様機に変更する。

 12月からは羽田-熊本線と小松線、2015年2月からは羽田-大分線と長崎線、3月からは羽田-徳島線へ、スカイネクストの導入を計画している。

 また、運航中の羽田-函館線は10月から1月がスカイネクストの運航対象外で、2月から再就航予定。羽田-鹿児島線は、10月26日からの冬ダイヤでは新仕様機の運航は未定となっている。

 スカイネクストは、ファーストクラスとクラスJ、普通席の全3クラスに本革シートを導入し、機内照明をLED化。普通席は薄型の新シートを導入することで、足もとスペースが最大5センチ広がった。

 2016年上期までにボーイング777-200型機を12機、777-300を4機、767-300/300ERを20機、737-800を41機の計77機を改修する計画で、年内は34機を見込む。改修初号機の777-200(登録番号JA007D)は、5月28日に羽田-福岡線へ就航している。

 スカイネクストの運航予定便は、JALのウェブサイト内の空席照会画面で確認できる。搭乗前日からは、発着案内画面でも表示している。

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