エアライン, 空港 — 2014年8月16日 06:01 JST

ANA、国際線で石川県産ノドグロの煮付け 9-11月特産品紹介

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 全日本空輸(ANA)をはじめとするANAグループでは、9月から11月までの3カ月間、機内や空港ラウンジで石川、岡山、大分の各県の特産品を提供する。日本各地の名産品などを紹介する「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」の一環。

国際線ビジネスクラスで提供する石川県の郷土料理(ANA提供)

 国際線ファーストクラスの機内食では、大分県名産「豊後牛」のグリルを提供。「豊後鰤(ブリ)照り焼き」や県産カボスを使ったスイーツ「オペラ」なども用意する。ブリ照り焼きは9月のみ。提供路線は東京(羽田、成田)発の欧州、北米路線で提供する。

 ビジネスクラスでは、石川県名産「ノドグロ」の煮付けや金沢の郷土料理「治部煮(じぶに)」、小松市のブランド米「蛍米」で作ったカニご飯を提供する。「能登牛とドライトマトのピンチョス」や「加賀かりんとうシューラスク」なども用意。東京(羽田、成田)発の東南アジアやインド路線で提供する。

 羽田空港と成田空港の各国際線ラウンジでは、岡山県産の黄ニラと小魚のママカリのマリネを提供。県名産「桃太郎ぶどう」のコンポートや県中央部で収穫したユズ果汁を使用した日本酒ベースのリキュール「ゴゼンシュ9 ゆずの酒」も用意する。

 羽田空港の国内線と国際線、成田空港の国際線、関西空港の国際線の各ラウンジでは、3県の日本酒や本格焼酎も提供する。

 「テイスト オブ ジャパン バイ ANA」は2013年9月にスタートしたプロジェクト。食や酒、スイーツ、文化などをテーマに3カ月間、3つの都道府県をピックアップし特集する。約4年ですべての都道府県を網羅する予定。

国際線ファーストクラスで提供する豊後牛のグリル(ANA提供)

羽田空港と成田空港の各国際ラウンジで提供する岡山県産黄ニラとママカリのマリネ(ANA提供)

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Tastes of JAPAN by ANA

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