エアバス, エアライン, 機体 — 2017年10月19日 19:50 JST

エミレーツ航空、100機目のA380を11月受領へ

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 エミレーツ航空(UAE/EK)は、11月3日に100機目のエアバスA380型機を受領する。エアバスの受注リストによると、9月末時点でエミレーツは142機発注しており、98機が受領済み。317機あるA380の総受注のうち、半数近い44.8%をエミレーツ1社で占めている。

エミレーツ航空のA380=17年3月26日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 エミレーツは2008年7月28日に、A380の初号機(登録番号A6-EDA)を独ハンブルクで受領。2014年7月10日に、50機目が引き渡された。現在は欧米やアジア、豪州、中東、アフリカの45以上の都市に就航している。

 座席数は、3クラス489席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー399席)と、3クラス517席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー427席)、2クラス615席(ビジネス58席、エコノミー557席)となっている。

 エミレーツによると、就航以来9年間でのべ9000万人以上が同社のA380に搭乗したという。これまでに、座席の充電用USB端子やHDMI端子の追加、中央の手荷物収納棚の移設、機内ラウンジのリニューアルなどの改良を進めてきた。

 また、重整備が可能な格納庫を6つ、塗装工場なども用意し、A380をオーバーホールできる体制を自社で構築している。

 日本路線では、今年3月26日に成田へ再就航。3年9カ月ぶりの復活で、ドバイでの乗り継ぎにより、成田から30都市以上へA380のみで渡航できるようにした。

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