エアライン — 2017年3月25日 19:15 JST

月刊エアステージ、第14回就職セミナー開催 CAや地上係員、採用担当が講演

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 客室乗務員や地上係員などの就職情報を扱う月刊エアステージ(イカロス出版)は3月25日、東京・新橋のヤクルトホールで「第14回エアステージ就職セミナー」を開いた。500人以上が訪れ、航空会社の採用担当者の話を熱心にメモをとりながら聞いていた。

月刊エアステージの就職セミナーで講演するJALの客室乗務員=17年3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

月刊エアステージの就職セミナーで参加者の質問に答えるJALの客室乗務員ら=17年3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 セミナーは午前と午後の2部制で、午前は日本航空(JAL/JL、9201)をはじめとするJALグループ、午後は全日本空輸(ANA/NH)などANAグループの担当者が講演。内定者による自己紹介も行われた。

 講演したJALの客室乗務員は新人時代、客室の責任者である先任客室乗務員から、機内で「イケメンを探せ」「すてきな服を着た人を探せ」「ボーッとした人を探せ」と、さまざまな課題を与えられたエピソードを披露。はじめは真意をつかみかねていたが、機内巡回を重ねるごとに、ひとり一人の乗客が機内でどう過ごし、何を求めているかを把握できるようになっていったと、参加者に語りかけた。

 講演後には質疑応答コーナーが設けられ、乗務や会社の良い点などに関する質問が出た。また、自己紹介した内定者は、志望動機や入社後に取り組みたいことなどを、簡潔にまとめて述べていた。

 参加者は昼休みに入ると、登壇した客室乗務員や地上係員、採用担当者のもとを訪れ、就職活動を通じて感じた疑問などを積極的にぶつけていた。

関連リンク
月刊エアステージ(イカロス出版)

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