エアライン, 業績 — 2017年3月16日 21:10 JST

キャセイパシフィック航空、16年通期純損失85億円 8年ぶり赤字、中国国際航空への身売り否定

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)が現地時間3月15日に発表した2016年12月期通期決算は、純損益が5億7500万香港ドル(約85億1000万円)の赤字(15年通期は60億香港ドルの黒字)と、8年ぶりに最終赤字を計上した。売上高は前期(15年通期)比9.4%減の927億5100万香港ドルだった。株式を持ち合う中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)への身売り説については否定した。

8年ぶりに最終赤字となったキャセイパシフィック航空=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 燃油市況が下落し、航空会社には有利な状況となったものの、キャセイは現在の価格を大きく上回っていた際の燃油費ヘッジで損失が生じ、相殺された。また、中国本土と世界の主要都市を結ぶ直行便が増え、LCCとの競争が一段と激化したことが、業績悪化につながった。同社では、他社との競争激化がもっとも大きく影響したと説明している。

 業績悪化により、一部ではエアチャイナへ身売りするのではとの臆測が出ていたが、キャセイの広報担当者はこれを否定。ジョン・スローサー会長は「2017年も厳しい


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。