エアバス, エアライン, 官公庁, 機体, 空港 — 2016年11月24日 20:07 JST

アシアナ機の広島事故、経路より低い進入原因 韓国当局に勧告

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 1年半前の2015年4月、韓国のアシアナ航空(AAR/OZ)のソウル発広島行きOZ162便(エアバスA320型機、登録番号HL7762)が、広島空港への着陸時に起こした滑走路を逸脱する事故について、国土交通省の運輸安全委員会(JTSB)は11月24日、機体が所定の進入経路より低く進入(アンダーシュート)したことによるものと結論付けた。JTSBは韓国の国土交通部に対し、アシアナ航空の運航乗務員の訓練を再検討し、規定を遵守するよう勧告した。

事故の概要図(JTSBの資料から)

—記事の概要—
ゴーアラウンド宣言後、3秒で衝突
機長の規程不遵守原因
事故後5カ月で完全復旧

ゴーアラウンド宣言後、3秒で衝突

広島空港で撤去の事前作業が進むアシアナ航空の事故機=15年4月25日午後 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 事故は2015年4月14日午後8時5分に発生。同機が広島空港の滑走路(RWY28)に着陸する際、アンダーシュートとなったため、機長がゴーアラウンド(着陸復行)を実施した。

 機長は午後8時5分11秒、「滑走路が見えない。ゴーアラウンドする」と宣言。3秒後に滑走路西側に設置するILS(計器着陸装置)に衝突し、


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。