エアライン, 企業 — 2016年2月26日 13:20 JST

エア・ドゥ、三井住友とクレジットカード ベア・ドゥをデザイン

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 エア・ドゥ(ADO/HD)と三井住友カードは2月26日、エア・ドゥのポイントが貯まる「AIRDO VISAカード」の会員募集を3月1日から始めると発表した。

ゴールドカードのボードを手にするエア・ドゥの客室乗務員(右)と自分が描かれたカードのボードを手にするベア・ドゥ=16年2月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

エア・ドゥが発行する(手前から)クラシックカード(ベア・ドゥ デザイン)、ゴールドカード、クラシックカード=16年2月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エア・ドゥの会員サービス「My AIRDO」と連携し、同社のウェブサイトで航空券決済に同カードを利用すると、利用額に応じて「AIR DOポイント」が貯まる。ポイント数に応じて、片道分の特典航空券と交換できる。

 AIR DOポイントは航空券を購入したり搭乗時に100円で1ポイントが貯まる「搭乗ポイント」と、搭乗6回ごとに100ポイントが貯まる「年間搭乗回数ポイント」がある。これに加えて、航空券以外の買い物時も三井住友カードのポイントサービス「ワールドプレゼント」も1000円で1ポイント貯まり、200ポイントで50ポイントのAIR DOポイントへ移行できるサービスを、今夏を目途に開始を予定している。

 カード券種は、上位の「AIRDO VISA ゴールドカード」と通常の「AIRDO VISA クラシックカード」の2種類を発行する。デザインは機体の垂直尾翼をイメージしたデザインで、クラシックにはエア・ドゥのマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」のデザインも用意した。

 入会時にはボーナスポイントを付与。ゴールドが300ポイント、クラシックが200ポイントを付与する。また、航空券をカード購入時に付与するポイントは、ゴールドが120円で1ポイント、クラシックが150円で1ポイントとなっている。

 エア・ドゥによると、My AIRDOの会員数は50万人で、7割が北海道民。30-40代の男女が多いという。初年度のカード会員獲得目標は1万人で、3年で3万人を目指す。

 同社では自社カードを発行することで、航空券のウェブサイトによる直販比率の向上を目指す。現在は全体の65-70%がウェブサイト経由の直販で、大手の70-75%を目標に引き上げを図る。

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エア・ドゥ
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