エアライン, 企業 — 2015年10月8日 18:46 JST

ANAスタッフのカレンダー、初登場 操縦席からの風景など全12種類

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 ANAホールディングス(9202)傘下の全日空商事は、全日本空輸(ANA/NH)公式のECサイト「A-style(エースタイル)」で2016年版カレンダーを販売している。10月8日にはANAのスタッフを題材にしたものを発売し、操縦席からの風景など全12種類がそろった。スタッフを題材にしたカレンダーを制作するのは、今回が初めて。

操縦席からの景色を集めた「VIEW FROM THE COCKPIT」(全日空商事提供)

スタッフを題材にした「TEAM ANAカレンダー」(全日空商事提供)

 「TEAM ANAカレンダー」は、客室乗務員(CA)や空港旅客係員(グランドスタッフ、GS)、ラウンジ係員の写真を集めたカレンダー。178ミリ×182ミリの卓上型を用意する。

 これまでは機体や風景をメインにしたカレンダーを制作していた。全日空商事によると2月1日に新制服を導入したことがきっかけで、スタッフにフォーカスしたカレンダーを制作したという。

 「VIEW FROM THE COCKPIT」は操縦席からの風景を収めた、B3判(364×515ミリ)の壁掛けタイプ。現役パイロットが企画したもので、航空写真家のルーク・オザワ氏がコックピットから撮影した。

 航空連合のスターアライアンスを題材にしたものも用意。B3判の壁掛けタイプで、ANAのほかはユナイテッド航空(UAL/UA)や、タイ国際航空(THA/TG)、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)など、日本に乗り入れている航空会社12社を選んで掲載する。

 「Welcome Aboard」はスマートフォンなどと連動したカレンダー。カレンダー内にあるAR(拡張現実)コンテンツをスマートフォンなどで読み込むと、特設サイトの動画コンテンツを再生し、ANAのスタッフらが現地情報を案内する。3月はフィギュアスケートの羽生結弦選手が宮城・松島を、5月は卓球の福原愛選手が中国・四川省の峨眉山(がびさん)を紹介する。コンテンツ読み取りには専用アプリが必要。

 このほか、機体や世界各地の風景、夜の空港、窓から見える景色などを題材にしたカレンダーを販売する。

 全日空商事は2015年版のカレンダーを11種類販売。2015年にANAでの就航20年を迎えたボーイング777型機をテーマにしたものなどを用意した。

関連リンク
カレンダー特集(A-style)

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