エアライン — 2015年4月27日 18:20 JST

JAL、5月は和歌山特集 地域活性化「ジャパンプロジェクト」

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」第47弾として、5月1日から和歌山県を取り上げる。機内やラウンジなどで県をイメージした料理や特産品を扱う。31日まで。

チキンを用意する上旬の機内食(JAL提供)

 国内線ファーストクラスの機内食は、白浜町のホテル、オーベルジュ サウステラスの吉田圭良・総料理長がプロデュース。上旬と中旬、下旬で熊野古道のルート「紀伊路(きいじ)」「大辺路(おおへち)」「中辺路(なかへち)」をテーマにした食事を提供する。それぞれのエリアの食材を使用する。国内線ファーストクラスで2014年10月から提供を再開した「こだわりの日本酒」では、海南市の酒造メーカー、中野BCの「大吟醸紀伊国屋文左衛門《黒》」を用意する。

 午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。午後3時50分那覇発羽田行きJL914便でも提供する。

 羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでは、県の銘酒や銘菓を用意。中野BCの梅酒「てまり」シリーズや、白浜町の菓子製造、福菱の和菓子「かげろう」「柚もなか」などを提供する。

 南紀白浜と伊丹、関空発着のJALグループ便を対象運賃で利用した乗客を対象に、抽選でボーナスマイルが当たるキャンペーンを実施。期間中に専用サイトから申し込むと、100人に1000マイル、1組2人に白浜町の温泉旅館「梅樽温泉 ホテルシーモア」の宿泊券をプレゼントする。実施期間は7月31日まで。

 JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、県の特産品や名物を用意した。熊野牛の肩ロース650グラム、ロースステーキ400グラム、梅干し720グラムを4袋、みかんジュースやハチミツのセット、紀州塗のタンスや盆などをそれぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は7月31日まで。

 ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。4月には第46弾として、徳島県を特集した。

シーフードを用意する中旬の機内食(JAL提供)

ビーフを用意する下旬の機内食(JAL提供)

関連リンク
JAPAN PROJECT(日本航空)

JAL、4月は徳島特集 地域活性化「ジャパンプロジェクト」(15年3月25日)