エアバス, 機体 — 2012年7月9日 17:40 JST

エアバス、A320neoの製造開始

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 エアバスは現地時間7月8日、A320型機のエンジン換装型「A320neo」の製造を開始したと発表した。仏トゥールーズのサン-エロワ工場で最初のメタルカットが行われ、エンジンパイロンの加工を開始した。

最初のメタルカットを行いA320neoの製造を開始したエアバス(同社提供)

 パイロンは主翼にエンジンを取り付ける部品。A320neoの新型パイロンは従来のA320のパイロンと共通性を維持しながら、A380のパイロン設計時に開発された最新構造を取り入れ、これまでよりチタニウムを多く使用している。また、燃料消費効率の高い新エンジン用に考案された「アフト・パイロン・フェアリング(aft-pylon-fairing)」を採用した。

 サン-エロワ工場ではエアバス機用エンジンパイロンの設計や製造、組立、装備、テストを行っており、チタニウム製ナセル部品の設計や製造も手がけている。

 A320neoは2015年に就航予定で、これまでに1400機以上の受注を獲得している。

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Airbus
エアバス・ジャパン

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