エアバス, エアライン, 機体 — 2015年3月26日 13:01 JST

ルフトハンザ、墜落事故関係者に臨時便 マルセイユ行き

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 ルフトハンザ・グループのLCC(低コスト航空会社)、ジャーマンウイングス(GWI/4U)は現地時間3月25日、バルセロナとデュッセルドルフからそれぞれマルセイユに向かう臨時便を運航すると発表した。3月24日の4U9525便に搭乗してた関係者向けに、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)が運航する。

事故関係者に臨時便を運航するルフトハンザ=13年2月 PHOTO: Christian Brinkmann/Airbus

 デュッセルドルフからは現地時間3月26日午前8時40分(日本時間午後4時40分)、バルセロナからは午前8時45分に出発する。搭乗者の親族や友人向けに運航する。マルセイユ到着後は現地に設置した特別支援センターで、GWIやDLHの係員が対応にあたる。

 臨時便の詳細は、GWIが関係者に個別に通知。マルセイユからは事故現場そばまで案内するという。関係者はその後、マルセイユに留まるか、DLH運航便で帰国する。

 GWIは、DLHとともに関係者を支援すると発表。従業員は深くショックを受けているとの声明を発表した。

 乗客144人と乗員6人を乗せた4U9525便(エアバスA320型機、登録番号D-AIPX)は3月24日、定刻より26分遅れの午前10時1分にデュッセルドルフに向け、バルセロナを出発。飛行時間は1時間40分弱を予定していた。出発から約30分後、高度3万8000フィート(約1万1582メートル)から何らかの理由で高度が下がり始め、仏南東部の山中に墜落した。

 マルセイユから現場までは北東に約150キロ。

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ルフトハンザ ドイツ航空

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