エアライン, 空港, 解説・コラム — 2014年9月15日 09:30 JST

世界へ旅立つ飛行機眺め鉄板焼き 写真特集・JAL羽田国際線ファーストクラス新ラウンジ

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 日本の空の玄関口に返り咲いた羽田空港。昼間の長距離国際線が3月30日から乗り入れるようになった羽田に、日本航空(JAL/JL、9201)の国際線ファーストクラスラウンジが、8月29日にリニューアルオープンした。シェフが鉄板で焼くハンバーグなど、人を介するサービスを重視するのが特徴だ。

JALの国際線新ファーストクラスラウンジからは羽田空港が一望できる=14年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新ラウンジの席数は213席で、広さは旧ファーストクラスラウンジと比べて3倍となる1531平方メートル。これまで国際線ターミナル中央付近にあった、ビジネスクラス向けサクララウンジと、ファーストクラス向け旧ラウンジを改修した。

 ラウンジやダイニング、マッサージコーナーに加えて、大人の隠れ家をイメージした「レッド・スイート」と呼ぶ空間を用意。1950年代にJALのパイロットが使用したバッグや制帽、歴代航空券などを展示するコーナーや、パイロットがフライトで使うジャプセン社の航路図を壁紙に用いたプレイルームを設けた。航路図は現行のものを使うこだわりようだ。

 バーコーナーもあり、リーデル社の専用グラスで、日本酒とローラン・ペリエ社のシャンパンなどが楽しめる。

 レッド・スイートでは、英国の高級靴メーカー「JOHN LOBB(ジョン ロブ)」とのコラボレーションで、靴磨きサービスも提供。午前7時から正午と、午後5時半から午後11時半まで、専門スタッフが対応する。

 料理も従来からあるビュッフェスタイルに加えて、鉄板焼きを取り入れた。午前7時から午前11時半は特製パンケーキ、午後6時半から午後11時半は黒毛和牛75%と黒豚25%を使ったハンバーグを、デミグラスソースをベースとしたオリジナルソースで提供する。

 デザインは3月にオープンしたサクララウンジと同様、「モダンジャパニーズ」をコンセプトに、日本を代表するインテリアデザイナー、小坂竜氏が担当。受付からラウンジへ向かうエントランスには、左官職人、挾土秀平氏による飛行機雲をテーマにした左官壁のアートが飾られた。窓からは世界各地へ旅立つ飛行機を一望できる。

 ファーストクラスラウンジは、ファーストクラス客のほかにJALのマイレージステータス最高位「ダイヤモンド」保持者と同行者、上位マイレージ会員制度「JALグローバルクラブ(JGC)」の「JGCプレミア」会員と同行者が利用できる。

 本写真特集では、26枚の写真で新ファーストクラスラウンジを案内する。

飛行機雲をテーマにした左官壁のアートが飾られたエントランスからの通路=14年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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