空港 — 2014年6月1日 13:40 JST

成田空港、訪日ムスリム受入強化 ハラールレストランや礼拝室など

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 成田国際空港会社(NAA)は6月から、訪日するムスリム(イスラム教徒)観光客の受入環境を充実させる。

イスラム教徒の受け入れを強化する成田空港=14年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 空港内のターミナルの既存飲食店2店舗を改装し、6月26日に成田空港初となる「ハラール認証レストラン」をオープンする。店内でのアルコールの販売はあるものの、キッチン外に区分して管理。ハラール専用のキッチンで調理するすべてのメニューがハラールとなる。

 改装オープンするのは、第1旅客ターミナル中央ビル5階の「杵屋麦丸」と、第2旅客ターミナル本館4階の「あげたての味 天亭」。どちらもグルメ杵屋の運営で、杵屋麦丸はセルフ方式の店舗に業態変更してのオープンとなる。

 7月1日からは、出国審査後のエリアに礼拝室を2カ所設置。第1ターミナル中央ビル2階と第2ターミナル本館1階に設置する。

 イスラム教では、豚肉や豚肉由来の製品、アルコールの摂取を禁じている。ムスリム用の食品にはこれらを含まずに調理する必要があり、戒律にのっとって調理したものをハラール(許されたもの)という。

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成田国際空港

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