エアライン, 需要, 需要実績 — 2014年3月28日 15:10 JST

日航2月実績、国際線利用率77.8% 国内線は66.8% 韓国線旅客の落ち込み続く

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 日本航空(JAL、9201)が3月27日に発表した2月の利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ0.4%増の59万7213人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は1.2%減、有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は1.8%増、ロードファクター(座席利用率、L/F)は前年同月より2.3ポイント高い77.8%だった。中国線の旅客数は小幅ながら回復傾向にある一方、韓国線は前年実績を下回る水準が続いている。

2月の利用率が国際線77.8%、国内線66.8%だったJAL=13年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が0.4%減の224万4133人、ASKは5.9%減、RPKは0.6%減、L/Fは3.6ポイント上昇し66.8%となった。

 方面別に利用実績をみると、国際線でL/Fが最も高かったのはオセアニア線の86.5%(前年同月比1.7ポイント上昇)だった。一方、最も低かったのは中国線で60.9%(5.6ポイント上昇)だった。旅客数の伸びが最も大きかったのはオセアニア線で、前年同月と比べ8.9%増の1万4619人だった。落ち込みが大きかったのは韓国線で、旅客数は12.8%減の6万6115人にとどまった。

 国内線のうち羽田発着の幹線4路線のL/Fは、札幌線の76.8%(7.8ポイント上昇)が最も高く、最低だったのは伊丹線の68.0%(3.7ポイント上昇)。ただし、伊丹線は旅客数が前年同月比で3.0%増の17万3818人と幹線4路線の中で増加率が高かった。一方、減少率が高かったのは前年同月比4.2%減の那覇線で、旅客数は17万5328人だった。

 JALグループ旅客全体の運航状況は、国際線が運航率98.7%(前年同月は99.1%)、定時出発率84.8%(93.1%)だった。国内線は運航率94.8%(98.8%)、定時出発率89.5%(93.4%)となった。

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