ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が運航するエアバスA320型機のうち、22号機(登録記号JA22JJ)が9月で退役した。同社初の退役機で、9月23日の福岡発成田行きGK544便が商業運航のラストとなった。

初の退役機が出たジェットスター・ジャパン=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
退役した22号機は、28日夜にフェリーフライトの成田発GK7922便で日本を離れ、中国・山東省の済南へ向かった。国土交通省航空局(JCAB)の「航空機登録」には、2018年3月20日に新規登録され、成田出発翌日の29日に抹消登録された。
ジェットスター・ジャパンは、2012年7月3日就航。22号機の退役で1機減となり、9月29日以降の機材数は2機種27機で、A320(1クラス180席)が24機、A321LR(同238席)が3機となった。エンジンはA320がIAE製V2500、A321LRがCFM製LEAP-1Aとなる。
24機のA320のうち、6機(JA06JJ、JA11JJ、JA12JJ、JA17JJ、JA18JJ、JA23JJ)は、豪州のジェットスター航空(JST/JQ)などが運航している。
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