エアバスは現地時間9月26日、タイ空軍(RTAF)と大型多用途ヘリコプター「H225」2機の契約を締結したと発表した。捜索救難(SAR)と救急医療(EMS)を主な任務とし、同国の安全保障および人道支援体制の強化を図る。

タイ空軍のH225(エアバス提供)
タイ空軍は、2015年からH225の軍用仕様H225Mを運用しており、今回の追加導入で既存機群を拡充する。H225Mは戦闘捜索救難(CSAR)や一般的な捜索救難飛行、兵員輸送などに投入されている。
新たに導入する2機のH225は、エアバスと提携関係にあるタイ・アビエーション・インダストリーズ(TAI)が機体の完成作業を担い、現地での運用体制に組み込む。
H225とH225Mは、世界で360機以上が稼働中で、累計飛行時間は約98万時間となる。
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