ボーイングは現地時間9月26日、ノルウェーの航空大手ノルウェイジアン・グループが737-8(737 MAX 8)を30機発注したと発表した。ノルウェイジアンによるボーイング機の直接発注は2017年以来7年ぶりで、オプション契約を含めた737 MAXの発注機数は最大80機となった。

737-8を発注したノルウェイジアン・グループ=PHOTO: Marian Lockhart/Boeing
同社は2007年に737-800を初めて発注して以来、単通路機はボーイング機を中心に導入。2017年には欧州で初めて737 MAXを受領し、大西洋横断路線にも投入した。2022年には50機の737-8を確定発注し、30機のオプション契約も結んだ。
ノルウェイジアン・グループはオスロ近郊のフォルネブに本社を置く北欧最大の航空グループで、従業員数は約8200人。LCCのノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)のほか、2024年にはノルウェーの地域航空会社ヴィデロー航空(WIF/WF)を買収し、2社を傘下に持つ。
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