全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは9月24日、航空神社(東京・港区)とタイアップした御朱印帳とフライトタグの販売を始めた。御朱印帳の表紙と裏表紙には、廃棄される木屑から作った「MDF合板」を採用し、アップサイクル(作り替え)品として仕上げた。いずれも航空神社のほか、ANAグループの通販サイトでも取り扱う。

ANAグループが航空神社とタイアップし販売する御朱印帳(ANAの通販サイトから)
御朱印帳の大きさはタテ180ミリ、ヨコ120ミリ。御朱印20枚を収納できるクリアポケット仕様で仕上げた。航空神社での販売価格は税込み3500円。ANAグループの通販サイト「ANA Mall(ANAモール)」の「ANAワクワクショップ」では、税・送料込み4400円で販売する。航空神社では通常のジャバラ奉書紙仕様も取り扱う。
今回の御朱印帳は第7弾のコラボレーションで、これまで穴守稲荷神社(東京・大田区)、羽田神社(東京・大田区)、飛行神社(京都・八幡市)、総本山善通寺(香川・善通寺市)、金刀比羅宮(香川・琴平町)、防府天満宮(山口・防府市)と展開している。
フライトタグはポリエステル製で、大きさがタテ30ミリ、ヨコ140ミリ。航空神社では税込み1500円で販売し、ANA Mallでは税・送料込み2200円で販売する。
2アイテムの販売は、航空神社がある日本航空協会(JAA)とANAグループのANAウィングフェローズ・ヴイ王子が担う。
航空神社はJAAが運営する航空会館の屋上にある神社で、1931(昭和6)年に建立。航空安全に縁の深い神社で、航空各社の従業員が航空の安全を祈願する神社として知られるほか、航空業界への就職を目指す人や、「空の安全=落ちない」との験担ぎから受験生も参拝する。航空神社では毎年「空の日」にちなんで例大祭を執り行っており、今年は9月24日に航空安全を祈願する。

ANAグループが航空神社とタイアップし販売する御朱印帳(ANAの通販サイトから)

ANAグループが航空神社とタイアップし販売する御朱印帳(ANAの通販サイトから)

ANAグループが航空神社とタイアップし販売するフライトタグ(ANAの通販サイトから)

ANAグループが航空神社とタイアップし販売するフライトタグ(ANAの通販サイトから)
関連リンク
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