日本時間7月30日午前8時25分ごろ、ロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震が発生した。気象庁によると、地震の規模はマグニチュード8.7と推定。太平洋沿岸に津波警報を発令し、沿岸部や川沿いにいる人に避難を呼びかけている。
この影響により、仙台空港はすべての滑走路を閉鎖。各社の仙台発着便で欠航が発生した。仙台空港を運営する仙台国際空港会社によると、旅客ターミナルビルは通常通り運用・営業しているという。
全日本空輸(ANA/NH)では、中部発仙台行きNH363便や伊丹発仙台行きNH1137便など仙台発着便12便が欠航。約1270人に影響が出る見通し。仙台以外の発着便は、通常運航を予定する。
日本航空(JAL/JL、9201)では、福岡発仙台行きJL3531便や札幌(新千歳)発仙台行きJL2904便など仙台発着便9便が欠航。703人に影響が出る見通し。
スカイマーク(SKY/BC、9204)は、午前9時30分仙台発神戸行きBC153便を欠航。約100人に影響が出た。また、機材繰りにより神戸発茨城行きBC184便や鹿児島発神戸行きBC138便など4便も欠航となり、約190人に影響が出る見通し。
そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
【お知らせ】スカイマークの欠航を追加しました。(25年7月30日 14:30 JST)

