国土交通省航空局(JCAB)は、全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2024年10-12月期分を公表した。各社の平均定時出発は10社中2社が90%を上回り、1社が80%を下回った。定時到着は90%超えが1社のみで、80%台が6社、70%台が3社だった。

24年10-12月期の定時出発率・到着率で首位となったスターフライヤー=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JCABの情報公開は「定時運航率」「遅延率」「欠航率」などを調査しているが、今年度からは定時運航率を出発と到着の2つに分けた。これまでは出発のみが対象だったが、より利用者の利便性に直結する到着にも広げた。
10社のうち定時出発率が最も高かったのはスターフライヤー(SFJ/7G、9206)、定時到着率もスターフライヤーとなった。最下位は定時出発がジェットスター・ジャパン(JJP/GK)、定時到着がJALだった。欠航率が最も低かったのはスカイマーク(SKY/BC、9204)だった。
10社全体の遅延率は2.28ポイント悪化し16.94%、欠航率は0.06ポイント悪化し0.68%だった。遅延の原因は10社すべてが「機材繰り」で、欠航も「機材繰り」が目立った。
—記事の概要—
・定時出発率
・定時到着率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時出発・到着率、遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時出発率
定時出発率は、スターフライヤーが
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