エアバス, エアライン, 機体 — 2024年12月13日 09:35 JST

エアカラン、A350-900発注 長距離路線を拡充

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 エアバスは現地時間12月12日、フランス領ニューカレドニアのエアカラン(ACI/SB)がA350-900型機を2機発注したと発表した。長距離国際線用機材として導入する。

エアカランのA350-900(イメージ、エアバス提供)

 現在、エアカランのワイドボディー機はA330-900(A330neo)が2機。座席数は3クラス291席で、ビジネス・ハイビスカスクラスが26席、プレミアムエコノミーが21席、エコノミークラスが244席となっている。A350は3クラス320席以上の座席数を予定している。

 エアカランのジョルジュ・セレフェンCEO(最高経営責任者)は「エアバスとの長年にわたるパートナーシップを継続する形で、今後数年のうちに当社の航空機群に加わる機体としてA350-900を選定した。A350は、最近就航したヌメア-パリ(バンコク経由)線の運航に不可欠だ。この機材により、超長距離路線への参入が可能になり、エアカランは発展戦略を推進できる」とコメントした。

 エアバスは11月末時点で、世界61顧客から1300機を超えるA350の受注を獲得している。

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