春秋航空(CQH/9C)は現地時間6月5日に、上海(浦東)-福岡線を開設する。同社の福岡就航は新型コロナ前を含め初めて。福岡空港を運営する福岡国際空港会社(FIAC)によると、中国本土-福岡間はコロナ後初運航となるという。

6月に福岡空港へ初就航する春秋航空(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
週4往復で、月曜と水曜、金曜、日曜に運航する。運航スケジュールは、福岡行き9C6537便が上海を午後2時に出発し、午後5時着。上海行き9C6538便は午後6時に福岡を出発し、午後7時10分に到着する。
福岡空港を発着する中国本土路線は、直行便が上海と大連、青島、煙台の4路線。経由便は3路線で、北京(首都)が大連経由、北京(大興)が青島経由、武漢が上海経由で運航していたが、現在は直行便を含めすべて運休している。
FIACによると、新規就航の春秋航空が、コロナ後初の中国本土路線となるという。春秋が就航する6月5日以降も再開が決まっており、7日からは中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)が大連経由の北京(首都)線を週2往復、12日からは中国東方航空(CES/MU)が上海線を週2往復で再開する(関連記事)。
運航スケジュール
9C6537 上海(14:00)→福岡(17:00)運航日:月水金日
9C6538 福岡(18:00)→上海(19:10)運航日:月水金日
・中国東方航空、中部と福岡再開へ 上海から週2往復ずつ(23年4月27日)
・春秋航空、中部初の上海再開 3年3カ月ぶり、5/19から週2往復(23年4月19日)