エアライン, 企業, 空港 — 2021年12月7日 12:15 JST

ピーチ、福岡パルコで「旅くじ」14日から販売 初回限定3万円分版も

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は12月7日、行き先を選べないカプセル型自販機「旅くじ」を福岡PARCO(福岡パルコ)に14日から設置・販売すると発表した。1回5000円で、福岡発の国内線5路線の航空券が購入できる6000円分または1万円分以上のポイントなどがカプセルに封入されている。初回は福岡名物の明太子にちなんだ「赤の旅くじ」を5個限定で用意し、ポイントも3万円分に増額する。

福岡PARCOで旅くじ設置を発表するピーチの橋本理さん(右)ら=21年12月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

福岡PARCOで販売するピーチの旅くじ=21年12月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 旅くじの自販機は、福岡PARCO新館4階のエスカレーター横に設置。行き先がランダムで入っており、旅行地を選ぶことができないため、購入時にわくわく感を味わえる。対象は福岡を出発する札幌(新千歳)、成田、関西、那覇、石垣の5路線で、カプセルに入っている指定された行き先のみ使える「ピーチポイント」の交換コードをウェブサイトで入力すると、航空券に交換できる。カプセルにはクリアするとチャンスがある旅先でのミッションと、オリジナルの缶バッジも同封する。

 同封するミッションのクリアは必須ではないが、石垣行きでは「一番ハンサムな石垣牛を探して」など、地域の名物などを利用者に紹介し、新たな旅を発見するきっかけにしてもらう。購入はスマートフォンによるキャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」でのみ。有効期限は2022年5月31日までで、期限までに予約すればその時点で販売している有効期限以降の航空券も購入できる。

 初回限定となる赤の旅くじは、通常は6000円分または1万円分以上のポイントに対し、購入額の6倍となる3万円分相当のポイントにした。ピーチで旅くじに携わる橋本理さんは、「金額で驚いてもらうのと、当たった地域を1回、2回と訪れて欲しい」と狙いを話した。また、友人などと一緒に訪れてもらうことも想定しているという。

 旅くじは8月17日から第1弾の大阪・心斎橋PARCOで販売し、10月13日からは東京の渋谷PARCO、11月11日から名古屋・栄の名古屋PARCOで販売しており、福岡は4カ所目。12月3日に大阪と東京、名古屋の累計販売個数が1万個を突破した。

 また、ピーチは7日、九州路線が乗り放題になる「九州ホーダイパス」を発売すると発表した。

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Peach SHAKE LABO
ピーチ・アビエーション

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