エアライン, 官公庁, 空港 — 2021年8月29日 12:40 JST

[書籍]『航空・空港政策の展望─アフターコロナを見据えて』

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 一般財団法人関西空港調査会が監修し、加藤一誠・慶應義塾大学商学部教授らの編著による『航空・空港政策の展望─アフターコロナを見据えて』(‎中央経済グループパブリッシング)が発売中。3520円(税込)。

 「災害や環境問題、そしてコロナ禍など多様な課題を抱えている航空・空港業界。その政策の背景、仕組み、問題点などを最新の事例を用いて解説し、今後の方向性を考察する」

はじめに
 序章 わが国の航空・空港政策の枠組み

第I部 空港需要の増大と対応
 第1章  空の国際化とオープンスカイのさらなる進展
 第2章  羽田空港のこれまでと今後
 第3章  成田空港のこれまでの歩みと将来
 第4章  訪日旅客者数に影響を与える要因と訪日誘客政策の評価
 第5章  空港施設計画の変遷
       -地方空港を中心に
 第6章  LCCのビジネスモデルとわが国における展開
 第7章  アジアの外国航空会社からみた関西空港
 第8章  新滑走路建設の増便効果

第II部 受け皿としての空港活用
 第9章  関西における航空・空港問題の基本認識
 第10章 今後,関西の空港をどう使うか
 第11章 複数航空の活かし方
 第12章 空港営業のプロが集う空港
      -北九州空港
 第13章 県庁職員100人の営業力
      -佐賀空港

第III部 空港・地域の持続可能な経営
 第14章 国管理空港の民営化と地方自治体
 第15章 地方空港の経営改革
 第16章 空港民営化で先行する欧州からの示唆
 第17章 インバウンド旅行者を増やせば地域は栄えるのか

第IV部 効率の基盤となる問題
 第18章 空を支える航空管制
 第19章 航空機の環境対策
      -ヨーロッパの持続可能な航空運送に向けて
 第20章 自然災害と空港の備え
 第21章 人口減少地域における航空の将来
      -地域航空

第V部 今後の航空・空港の論点
 第22章 鉄道も気づき始めたインバウンドの大きさ
 第23章 飛び恥
      -航空から鉄道への転換
 第24章 空港コンセッションはアクセス交通にも波及する
 第25章 自家用車とバスに依存する地方空港
 第26章 空港財源と今後の負担問題
 終章  “そら”と“うみ”の将来(対談)

監修:一般財団法人関西空港調査会
編著:加藤一誠、西藤真一、幕亮二、朝日亮太

関連リンク
航空・空港政策の展望─アフターコロナを見据えて(中央経済社ホールディングス)

雑誌
「ブルーインパルス、オリンピック開幕を祝し東京上空に五輪を描く」航空ファン 21年10月号
「誌上エアショウ 航空写真家 推しヒコーキの競演」航空情報 21年10月号
「国際空港のいま / 国内線夏物語」航空旅行 vol.38
「ボーイング737大特集」月刊エアライン 21年9月号
「航空業界就活入門Q&A」月刊エアステージ 21年9/10月合併号

書籍
中村洋明『新・航空機産業のすべて』
『4発JETエンジン機 COMPLETE GUIDE』
鳥海高太朗『コロナ後のエアライン』
「世界航空機年鑑 2020〜2021年」
真山仁『ロッキード』
イカロスMOOK『ヒコーキ写真テクニック 2020 Spring Summer』
イカロスMOOK『CA&グランドスタッフ筆記試験問題集』
Pen+『完全保存版 エアライン最新案内。』
大宅邦子『選んだ道が一番いい道』

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post