ANA、羽田で全国の銘品買える土産物店　博多ラーメンや離島食材も

　全日本空輸（ANA/NH）グループで空港売店を展開するANA FESTA（ANAフェスタ）は、羽田空港第2ターミナルに博多ラーメンや北海道のスープカレーなど全国の土産物がそろう店舗「ANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店」を8月27日にオープンする。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で旅行に行きにくい中、東京にいながら全国の銘品を手に入れられる。

全国各地のお土産を揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　同店は第2ターミナル地下1階北側にある店舗を改装するもので、これまでは羽田からの出発客を対象に、東京みやげを中心にそろえていた。リニューアル後は全国32空港の空港売店「ANA FESTA」で人気のカレーやラーメン、麺類、調味料などを店内の「ANA FESTA セレクトコーナー」に並べ、一般社団法人離島百貨店（東京・港区）と組んで沖縄県久米島の「島にんにく・島とうがらし入り油みそ」など、離島の食材が並ぶ「離島百貨店コーナー」を設けた。

　離島百貨店によると、離島の土産物は首都圏など遠方に運ぶ輸送コストがネックとなり、島内や近隣の展開に限られることが多いため、鹿児島県の屋久島や新潟県の佐渡島、長崎県の五島列島などおよそ15地域で流通体制の整備を進め、今回は約10地域の商品を並べたという。食材から離島に興味を持ってもらい、コロナ後の旅行など交流人口の拡大や地域活性化につなげる。

　店頭中央には「プロモーションコーナー」を設け、特定の地域を大きく取り上げられる場を設けた。第1回目はANAが山形県の庄内空港に就航して今年で30周年を迎えることから庄内地域の食材を取り上げ、庄内を訪れてもらうキャンペーンも展開する。

　営業時間は午前8時から午後8時までだが、航空機の運航状況により変更する場合がある。

　また、27日のリニューアル後は従来店舗のおよそ半分にあたる約40平方メートルを、無人決済システムを導入した店舗「ANA FESTA GO」に衣替えする。羽田のANA FESTAで人気の高い商品を100種類ほどそろえ、東京みやげは同店で購入できるようにする。

全国で売れ筋のラーメンやカレーなどを揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

全国で売れ筋のラーメンやカレーなどを揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

全国各地のお土産を揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

全国各地のお土産を揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店の離島百貨店コーナー＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

全国各地のお土産を揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店。店頭中央はプロモーションコーナーで第1弾は庄内地域を取り上げる＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

全国各地のお土産を揃えたANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店のプロモーションコーナー＝21年8月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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