エアバス, エアライン, 機体 — 2021年8月6日 13:22 JST

露S7航空、新LCC設立へ 22年7月就航目指す

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 ロシアのS7航空(SBI/S7)を中核とするS7航空グループはこのほど、新たなLCCをロシア国内で設立すると発表した。ロシア中央部の地域間アクセス向上を目的としたもので、2022年7月の就航を目指す。

新たなLCCを設立するS7航空グループ=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 機材はエアバスA320neoで運航し、すでに4機の導入が決定している。年6-8機ずつ受領する見込みで、2024年までの3年間で20機以上を保有する見通し。利用客数は初年度にあたる2022年は100万人、3年後の2024年には年間600万人から700万人を見込む。

 現在ロシアでは、LCCは西部のモスクワとサンクトペテルブルクを中心に運航しており、新LCCでは中央ロシアの新たな市場開拓を目指す。

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