エアライン, ボーイング, 機体 — 2013年4月30日 23:54 JST

JAL、ヘルシンキ線7月開設 787他路線は6月再開 13年度国際線計画で

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 日本航空(JAL、9201)は4月30日、6月からの2013年度国際線計画を発表した。延期となっていたボーイング787型機による新路線、成田-ヘルシンキ線を7月1日に開設し、週7往復のデイリーで就航時から運航する。

787による成田-ヘルシンキ線を7月に開設するJAL=12年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ヘルシンキ線は当初、2月25日から週4往復で開設し、13年度上期中にデイリーへ増便する予定だった。JALの787の座席数はビジネス42席、エコノミー144席の計186席。

 既存の787運航路線は、6月1日から順次再開を予定している。成田-ボストン線とサンディエゴ線、シンガポール線、北京線、羽田-シンガポール線は6月1日に再開。現在減便しているボストン線とサンディエゴ線は787の運航再開と同時にデイリー運航となる。

 成田-デリー線は7月12日から、成田-モスクワ線とサンフランシスコ線は9月1日から、成田-シドニー線は12月1日から、成田-バンコク線の一部は12月2日から787で運航する。

 767運航路線では機材の大型化を実施。成田・中部・関西発着のホノルル線は需要が旺盛なことから767-300ERを777-200ERへ大型化する。成田は6月1日から、中部は7月12日から、関西は9月1日から投入する。羽田-バンコク線は12月1日から767-300ERを777-200ERに大型化し、成田-バンコク線は12月2日から767-300ERを787-8と777-200ERに変更する。また、関西-上海(浦東)線も9月1日より737-800から767-300ERに大型化する。

 一方、需要動向に対応するため、成田-北京線はJL863/864便を運休し、週14往復を週7往復(デイリー)に減便する。

成田-ヘルシンキ線 運航スケジュール
JL413 成田10:30→ヘルシンキ14:55
JL414 ヘルシンキ17:25→成田09:05

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