エアライン, 企業 — 2019年5月13日 21:22 JST

ANAとACSL、ドローンの海上目視外飛行検証へ 玄界島で

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 ANAホールディングス(ANAHD、9202)と自律制御システム研究所(ACSL、千葉市)は、ドローン(小型無人航空機)を使った海上での目視外飛行の検証を、福岡市の玄界島で5月14日から16日まで実施する。ドローンの飛行を補助する人を置かずに、海上で目視外飛行を行うのは、国内では初めてだという。

玄界島での検証に使うANA仕様のACSL製PF-1(ANAの資料から)

 ドローンの目視外飛行は、操縦者がドローンを見ずに操縦するもの。従来は補助者を配置し、第三者の立ち入りがないかなどを監視する必要があったが、国土交通省が2018年9月に審査要領を改正したことで、補助者なしの目視外飛行が条件付で認められた。

 今回の離着陸地点は玄界島と唐泊港で、海上から60メートルの高度を0.9キログラム以下の荷物を積み、約5キロ飛行する。使用するドローンはACSL製PF-1で、14日は午後3時ごろ、15日は午前11時ごろと午後3時ごろ、16日は午前11時ごろに飛行する計画を進めている。

 今回の実験では両社のほか、福岡市が地域との調整などを担い、NTTドコモ(9437)がドローンの上空飛行に使用するLTEネットワークの提供などを行う。

 ANAHDは2018年11月にも玄界島で、過疎地域での荷物などの配送にドローンを活用する実証実験を実施している。

5月14日から16日まで実施する検証の飛行ルート(ANAの資料から)

関連リンク
全日本空輸
自律制御システム研究所

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