エアバス, 機体 — 2013年1月17日 18:30 JST

リース会社のBOCアビエーション、A320neoなど50機発注

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 エアバスは現地時間1月16日、シンガポールを拠点とする航空機リース会社で中国銀行の子会社のBOCアビエーションが、A320ファミリーを50機発注したと発表した。このうち、25機がA320neoファミリー。契約は2012年12月に締結され、今後エンジンの選定が行われる。

BOCアビエーションのA320neoのイメージイラスト(エアバス提供)

 BOCは2010年に従来型のA320を発注しているが、A320neoファミリーの発注は初めて。今回の発注を合わせると、同社はA320ファミリー181機、A330ファミリー6機の計187機のエアバス機を発注しており、このうち131機が引き渡し済み。同社は購入やリースバックで保有するエアバス機を増やしている。

 A320neoはA320と機体の95%以上が共通化されているエンジン換装型で2015年に就航予定。大型のウイングチップであるシャークレットを取り付けることで最大15%の大幅な燃料節減が可能で、航続距離を最大950キロ延長、または有償搭載量(ペイロード)を2トン増やすことができる。

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BOC Aviation
Airbus
エアバス・ジャパン

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