企業, 空港 — 2017年8月17日 17:05 JST

全日空商事、シンガポール・チャンギ空港に和食フードコート 11月開業

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 ANAホールディングス(9202)傘下の全日空商事は、シンガポールのチャンギ空港に日本食のフードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」を11月に開業する。ラーメンや丼ものなど6店舗を予定している。

全日空商事がチャンギ空港にオープンする日本食フードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」(同社提供)

全日空商事がチャンギ空港にオープンする日本食フードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」(同社提供)

 場所はチャンギ空港ターミナル2の搭乗口前ロビーエリア。同ターミナルには、全日本空輸(ANA/NH)など31社が就航しており、年間2040万人が利用しているという。

 11月上旬の開業を予定しており、面積は約721平方メートルで、席数は約290席。旅行者だけではなく、近隣住民にも利用してもらえるよう、キッズコーナーなどを設ける。全日空商事によると、利用者のほとんどは外国人になると見込んでおり、ラーメンも現地で人気が高い鶏のスープを用意するという。

 運営は全日空商事が60%、現地パートナーが40%出資する合弁会社「SG RETAIL PARTNERS PTE. LTD.」。資本金は150万シンガポールドル(約1億2000万円)で、役員構成は全日空商事から2人、現地から1人となる。全日空商事は、2015年からシンガポール市内で日本食店を現地と合弁で運営している。

 また、国内の空港では、全日空商事のグループ会社「ANA FESTA」が23店舗を運営している。

 全日空商事では、チャンギ空港の新店舗で初年度は年商4億5000万円を目指すという。

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【お知らせ】
全日空商事から質問に対する回答が届いたため、目標とする年商などの内容を加筆しました。(17年8月17日 20:02 JST)