エアライン — 2012年11月19日 06:00 JST

デルタ航空、747-400へのフルフラットシート導入完了

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 デルタ航空(DAL)は現地時間11月15日、ボーイング747-400型機全16機の内装リニューアルをこのほど完了したと発表した。ビジネスクラス「ビジネスエリート」には、完全に水平になるフルフラットベッドシートを導入し、エコノミークラスにはオンデマンド型の個人用オーディオ・ビデオモニターを装備した。

デルタ航空のビジネスクラス最新フルフラットシートのモックアップ=12年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 改装後の747はビジネスエリート48席、エコノミーコンフォート42席、エコノミー286席の計376席となる。

 ビジネスクラスは1階席(メインデッキ)と2階席(アッパーデッキ)の計48席となり、全座席がフルフラットベッドシートで通路に面しているため、隣の乗客を気にせずシートへの出入りができる。各席には110ボルトの電源、USBポート、読書用LEDライトが装備され、15.4インチのワイドビデオスクリーンでは、300本以上の映画や計88時間以上のテレビ番組、27種類のゲーム、5000曲以上の音楽などを楽しめる。

 747は現在、成田発ニューヨーク、アトランタ、デトロイト、ホノルル、マニラ、台北行き、名古屋発デトロイト、マニラ路線など、日本発着の太平洋路線とアジア路線を中心に使用されており、2013年6月には成田-シアトル線でも運航を予定している。

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