日本航空(JAL/JL、9201)は6月29日、パスポート取得手数料の引き下げに合わせたキャンペーンを始めると発表した。特設サイトを開設し、マイルが当たるキャンペーンや国際線航空券のセール情報、ツアー商品などを紹介し、海外旅行を喚起する。

海外旅行を喚起するキャンペーンを始めるJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
マイルキャンペーンは、抽選で66人に総額570万マイルをプレゼントする。対象はJALのマイルプログラム「JALマイレージバンク(JMB)」日本地区会員で、A賞の15万マイルを期間中6人に、B賞の8万マイルを60人に付与する。応募期間は2回に分け、1回目が6月30日から9月30日まで、2回目が10月1日から2027年1月5日まで。特設サイトからエントリーする。
15万マイルはビジネスクラスでのニューヨーク往復、8万マイルはエコノミーでのホノルル2往復に相当するという。
また、就航55周年を迎えたグアム線を割引運賃で提供する。対象は子供のみで、小児運賃をビジネスとエコノミーともに55%引きで販売する。販売期間は7月1日から8月31日まで。搭乗期間は12月24日まで。
コロナ以降の訪日客数は堅調に推移し、過去最高を更新している。日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数推計値によると、2025年の訪日客数は前年比15.8%増の4268万人で過去最高を記録した一方、出国日本人数は1473万人で、コロナ前の7割程度にとどまっている。旅行会社などが加盟する一般社団法人日本旅行業協会(JATA)によると、2025年時点の日本人パスポート保有率は18.4%だという。
パスポートの取得手数料は、7月1日以降の申請分から引き下げられる。手数料は申請方法により異なり、10年旅券を窓口申請した場合、現在の1万6300円を9300円に、オンライン申請は1万5900円を8900円に引き下げとなる。JATAは「もっと!海外へ」キャンペーンを展開し、海外旅行の機運醸成を官民一体で進め、パスポート保有率の20%台回復を目指す。
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